レイヤーについて

キャラクターエディタや、ペイントソフト等で「レイヤー」と表記されているものについての説明です。

「レイヤー」とは何か辞書を調べてみます。

1 層。階層。2 グラフィックスソフトやCADソフトにおける、絵や設計図の仮想的なシート。複数のシートを重ねたり、別々に編集したりできる。- 国語辞典(大辞泉)

これだとまだ良く分かりませんね。

ペイントソフト等では、レイヤーとは「透明なフィルム」に例えられる事が多いです。

例えば、この画像。
レイヤサンプル用.jpg
背景とキャラクター画像とリボンなどの飾りを別のレイヤーにしています。
 ・衣装:クラシックメイド女の子(自作。blogにて配布中)
 ・アイテム:白紙のケーキ(制作者のサイトにて配布中)
 ・背景:自作(blogにて配布中)
 ・ブラシ等:イラストスタジオ用ブラシ素材使用

分解した図がこちら。
レイヤー解説2.jpg
背景・キャラクター・リボン等の飾りが別のレイヤーに描かれています。背景以外は全部透明なレイヤーに描いているので、透明部分が透けて描いた部分だけが表示されます。
レイヤーを分けることで、画像の並べ替えや、レイヤーごとの色調補正、特殊効果の適用を自由に行うことができて便利です。

この例は透過PNGとの合成ですが、テクスチャを描く際にもパーツによってレイヤー分けしておくと楽です。
例えば顔なら「目」「眉」「鼻」「口」等分けておくと、便利です。
衣装の場合は、「下地」「飾り」「貼りつける素材」「影」「ハイライト」等で分けると便利ですね。


■キャラクターエディタのレイヤーについて

キャラクターエディタで、編集中や未編集の白紙を選択してペイントマークをクリックした際、テクスチャ編集画面でレイヤーウィンドゥが表示されます。
レイヤーウィンドゥ.jpg

このレイヤーウィンドゥで、同じ白紙を使った衣装テクスチャを数枚読み込みする事が出来ます(上限有り)
「目」のマークをクリックすることで、表示のON/OFF切り替えが出来ます。
なので、白紙1枚でいくつもの衣装テクスチャを使いまわす事も出来ます。

■テクスチャの重ね着について

上記に書いた通り、同じ白紙を使った衣装テクスチャを数枚読み込みする事が出来ます。
それを使って、重ね着を楽しむこともできます。
ただし、衣装テクスチャの作者が重ね着に同意している事が条件になります
ちなみに、注意が必要なのは「同じ白紙に読み込むことが出来るテクスチャ」だけです。白紙が違えばコーディネートは自由です。

重ね着の例
「新・白紙のロングコート白紙(男)」「白紙のロングコート白紙(女)」使用
エプロン.jpg
・ロングセーターにエプロンのテクスチャを重ね着
・レース付きロングTシャツにエプロンのテクスチャを重ね着
(作者同じ。配布時期は別。現在も配布中)

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  • 最終更新:2011-08-04 11:26:37

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